三輪山勝製麺の歴史
『大和三輪』は、わが国最古の大神神社(おおみわじんじゃ)のご神体三輪山の麓に位置し、『山辺の道』起点となっています。古くは『古事記』や『日本書紀』の舞台であり、万葉の時代よりいにしえの人びとそして今も旅人の心のふる里になっています。
そうめんの起源は、遣随使の時代に和名『牟義縄(むぎなわ)』(正倉院文書)が伝来し、約千二百年前、上神主(だいかんぬし)大神朝臣狭井久佐(おおみわのあそんさいくさ)の次男穀主(たねぬし)が、飢餓を救うために収穫された小麦粉と三輪山の霊水を原料として保存食を作ることを勧めたのが手延べそうめんの起源といわれています。
文化元年 | 与八、農閑期の副業としてそうめん造りを取り入れる |
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安政6年 | そうめん造りを2代目勝二に伝える |
明治21年 | そうめん造りを3代目勝太郎に伝える |
明治22年 | 山勝製麺所を設立する |
昭和7年 | 4代目勝弘が受継ぐ |
昭和55年 | 屋号を三輪そうめん山下と改める 素麺師の会 山下会から麺匠三輪会約30名を結成する |
昭和60年 | 三輪そうめん山下を株式会社三輪やましたとして新発足する |
平成12年 | 正昭が6代目麺匠 山下勝太郎を襲名する |
平成14年 | 株式会社三輪山勝を新発足し、六代目 山下勝山を襲名する |
平成15年 | 新工場完成(桜井市出雲1217) |
平成17年 | 三輪山勝製麺を創立する |
平成19年10月 | 株式会社 三輪山勝製麺を設立する |
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FAX.0744-42-5740